- 在宅勤務(リモートワーク)が始まる前に、どんなことに気をつければいいのか知りたい
- 在宅勤務で働いている人の感想を聞きたい
在宅勤務をさせてもらえるようになって2年近くが経過しました。
サトシィーです。
コロナの影響で在宅勤務される方も増えてきてます。
今回は、自分の実際の経験を元に在宅勤務をしていく上で気をつけることについて、コミュニケーション、環境、自己管理の3点を軸に書かせて頂こうと思います。
既に在宅勤務されている方もこれを機会に自分自身にも問題ないかチェックしてみてください。
解消されればより快適に仕事が出来るようになれるはずです!
コミュニケーション
コミュニケーションツール
在宅勤務をする上で必要不可欠なのが、コミュニケーションツールです。
弊社では、ビジネスチャットツールである「slack」をメインに使っています。
文字だけでは伝わらないことなどに関しては、「Google meet」を使ったビデオ会議を行うようにしています。
コミュニケーションツールではないですが、「Trello」を使って誰がどんな作業をしているのかもタスク管理してたりもします。リモートでの作業ですから、チーム内の誰だどんな作業をしているのかを把握するためです。
(作業振らないと、ただボーッとしてる人もいますからねw)
チャットツール使用時の注意点。チャットしたから伝わったとは限らない。。。!
チャットツールを実際に使っていて実際に起きた問題点をつらつらと記載していきますね。
既に在宅勤務してる方は見覚えがあるのではないでしょうか。。。
相手が無視する
正確にいうと、あなたの発言を相手が見てない可能性が高いです。
また、チームでのチャットツールなので他の人もどんどん投稿してきます。
発言した内容が「流れる」ことはよくあることです。
対応としては、
- DM(ダイレクトメッセージ)で再度メッセージを贈る
- 再度、発言した内容について返答もらうよう促す
- 目立つような装飾やメンション機能を使う
- 相手にも同じ思いをさせない!即返答を心がける。
などなどです。
内容が伝わらない
他の人がやり取りしているところに急に質問を投げたり、投げられたりすることもよくあります。
質問を受けた方は、それまでの履歴を遡れば質問の意図を読み取れるかもしれません。
しかし、ビデオ通話で話した内容やその人たちだけの共通した話題であれば???となります。
対応しては、
- 質問する方は、必ず質問の意図やそれまでの経緯を伝えた上で質問しましょう。「それまでの流れを読んで!」は相手に甘えすぎです。
- 質問された方は、わかる範囲でいいので履歴から質問の意図を読み取った上で必ず確認しましょう。分からない時は分からないとはっきり言っていいです。知ったかするのが一番相手に迷惑です。
ビデオ通話での注意点。会議が多い、長い、、、相手が話を聞いてくれない
ビデオ通話時は、特に気をつけることが多いです。
私自身、配慮が足りず失敗しました。。。orz
会議が多い、長くなる
うちの場合が特殊、、、という可能性もありますが、チャットだとうまく伝わないためビデオ通話を頻繁に使ってしまうことが多いです。
これに関しては、人によって意見は様々だと思います。私自身は、結構ビデオ通話での会議で助けらることが多いです。
なので、理由によりますが会議が多いことに関してはリモートでは仕方ないかなと感じてます。
問題は、会議が長くなることです。
よくある会議が長くなる理由が
- せっかくのビデオ会議だからまとめよう
- せっかくのビデオ会議だから色々質問しよう
- ちょっと息抜きに雑談もしたい
などなど。
特に、雑談が大事という言葉に惑わされて無駄に時間を使うことです。。。
チームの仲を深めるのに大事とは言いますが、それならそれで別の機会を設けるべきです。
仕事後に飲み会するとか。。。
(コロナなのでリモート飲み会?)
後、よくあるのが「せっかくビデオ通話するのだから」、、、という理由です。
せっかくするからこそ、ビデオ通話する前に打ち合わせ内容などは事前にまとめて相手に伝えておくべきですし、それ以外の話はするべきではないです。
他人の貴重な時間を使っていることを強く意識するべきです。
理想で言えば、会議は15~30分。長くても45分以内には終わるように心がけたいものです。
そのためには、
- 事前に打ち合わせ内容はまとめる
- まとめた内容は事前に相手に共有する
- 別の問題が発生したら、別の打ち合わせの場を設ける
- 45分以上の打ち合わせになりそうだったら、途中5分休憩を挟む
人の集中力も持って45分程度です。
それ以降の時間は、集中力も落ちてきてダレてしまいます。
いい会議をするためにも、「他人の貴重な時間を使っていること」、「人の集中力は持って45分」を意識しましょうー。
発言に気をつけよう!あなただけしか喋ってないですか?
ビデオ通話あるあるなのですが、、、
- よく発言が被る
- 1人だけよく喋って、周りはあまり発言しない
- 人の話を遮って無理やり喋る
これ、、本当によくあります。
私自身の失敗経験ですが、相手の話を全く聞かず自分の言いたことだけひたすら喋るおっさんがいて
ついつい大声で「話を聞け!」と怒鳴ってしまいました。。
相手の言い分は正しかったのですが、あまりに人の話を聞かないため頭に血が上ってしまいました。。猛省してます。おっさんの例も反面教師として、相手の発言を遮ってないかなど気をつけるようにしてます。。。
人の話を遮ってまで喋るメリットは皆無ですからね、、自己満足感が得られるだけ。
打ち合わせを有意義にするためにも周りの意見に耳を傾けていい意見が飛び交う打ち合わせにしたいものですね。
対応案としては、
- 発言する前は「喋ってもいいですか?」と一言添える
- 相手の発言を遮ってまで自分の発言を言い切らない(メリットがない)
- 周りの発言を促す
- 司会担当を設ける
司会を担当する人は本当に重要です。。
環境
ネット環境
当たり前のことですが、かなり重要です。
特に通信速度は大事です。必ず、在宅勤務をする前に通信速度の確認とビデオ通話での疎通確認は事前にしておいた方が無難です。
あまりに遅いとビデオ通話中に聞こえなくなる、相手に声が届かないなど頻繁に発生してしまい迷惑をかけてしまいます。。
あと、wifi頼みも危険です。
私自身一回あったのことなのですが、何をしてもネット接続が出来ず焦ったことがありました。
モデムなどの再起動などを数回繰り返してどうにか復旧したのですが、結局原因が分からず。
LANケーブルなどでいつでも接続できるように準備しておきましょう。
wifiでの接続は出来ないけど、LANケーブルではネット接続できるなんて可能性もありますからね。。
(私はその日の仕事終わりに即購入しに行きました。。)
ネット接続できないと仕事もできませんorz
運動不足を解消する仕組み
運動不足も在宅勤務の敵です。。。
私は、高さ調整できる机を買って立ったまま仕事できるようにしています。
少しでもカロリーを減らす仕組み作りは大事。
強者は、エアロバイクと机を組み合わせてペダルを漕ぎながら仕事するのだとか。。
自己管理
在宅勤務する上で、最大の敵は自分自身です。
自宅には誘惑がいっぱい。。。
ゲームできる環境の出来ているし、上司や部下、同僚の目も届きません。
監視の目がないので自分自身をうまくコントロールして仕事するしか方法がありません。。
監視の目がないことで発生する問題は色々あります。。
- 昼寝し過ぎて、昼休みオーバー(音信不通に)
- 軽くゲームを起動してやってしまう
- 退勤した後にも仕事が気になってしてしまう
- 休日も仕事をしてしまう
などなど。
公私の切り分けが難しいのが、在宅勤務の難しいところ。。。
ちなみに、昼寝し過ぎてる音信不通になったのは実際にチーム内で発生した事案です。
(私じゃないですよw)
対応案としては
- 在宅勤務に向いてないと思ったら、諦めてオフィス出社する
- タイマーは必ずかける
- チーム内でいつでも連絡できるよう、電話番号を共有する
- 退勤したあとは仕事をしないよう、家族に注意してもらう
などなど。自分にあった方法で自己コントロールしてみてください。
うちは在宅もOKとなっているのですが「在宅勤務は自分にあってない、家にいると集中できない」と、自分からオフィス出社を希望する真面目な方もいました。正直、すごいなぁと尊敬したものです。。
まとめ
- 在宅勤務で難しいのはコミュニケーション!
- 円滑な会議が出来るよう事前準備はしっかりしよう
- ネット環境は必須!接続が不安定にならないよう対策はしっかりしよう
- 運動不足は確実になる!!!
- 公私の切り分けが大事!自己コントロール術を身につけよう
以上です!
2年近く在宅勤務させてもらってますが、今のところ問題なく仕事できてます。
失敗は、、、おっさんに怒鳴ったところくらいでしょうか。。
あとは、会議が長くなりがちなのでそこを改善すればもっと効率よく仕事ができそうだと感じてます。
では、良き在宅勤務を!!