対象読者は?
- macユーザー
- mac用 VirtualBoxにkaliをインポート済み
何が書かれている?
- kaliを日本語化対応させたい人
- macキーボードに対応させたい人
まだ、macにVirtual Boxをインストールしてない方や、kaliをインポートしてない方は以下リンクも参照にしてください。
MacにVirtualBoxをインストールする方法【2021年版】
パッケージの更新
まずは、パッケージの更新を行いましょう。
kaliを起動したら、ターミナルを開きます。
次にターミナル上で以下のコマンドを打ちます。
*Virtual BoxとMac(ホストOS)は繋がってないので、コピペは出来ないはず。。手打ちしましょうw
sudo apt update
パスワードを聞かれると思うので、パスワードを打ってください。
*初期のまま変えていないのであれば「kali」です。
日本語のパッケージのインストール
次は、日本語のパッケージをインストールします。
まとめてインストールすることもできますが、1つずつしたほうがエラー内容もわかりやすいので1つずつで
sudo apt install -y task-japanese
sudo apt install -y task-japanese-desktop
日本語表示の設定
ターミナルでのコマンドが続きます。
sudo dpkg-reconfigure locales
このコマンドを打つと下のような画面になります。
- スペースキーで「ja_JP.UTF-8 UTF-8」選択
- Tabで「OK」にフォーカスを合わせる
- でエンターキー
*私は、ここで詰まりました。スペースで選択。TabでOKを選択です!エンターキーを連打しても選択したことになりません!
エンターを押すと次の画面に進みまます。
前の画面と同様にスペースキーで「ja_JP.UTF-8 UTF-8」選択してOKです。
無事、完了すると元の画面に戻って以下のように表示されているはずです。
一応、保険で以下のコマンドを一発打っておきましょう
sudo update-locale LANG=ja_JP.UTF-8
コマンドが打ちにくい人へ
「=」:macのキーボードの「^」を押す
「-」:macのキーボードのshift + 「=」を押す
タイムゾーンを日本に設定する
初期だとタイムゾーンがずれているはずなので、日本に合わせます。
ターミナルで以下コマンドを実施します
sudo dpkg-reconfigure tzdata
エンターを押すと、次の画面に行きます。
前と同じようにスペースで「Asia」選択。タブでOKと進んでいきます。
次に「Tokyo」を選択してOK
全て打ち終わると、元の画面に戻り以下のように表示されます。
日本語 + macキーボードに対応させるよう設定
最後です。日本語化対応までもう少しです。(再起動しないと反映されないです。もう少しお待ちください。)
日本語の入力 + macのキーボードに対応させるように設定します。
- 左上のドラゴンのアイコンをタップ
- Settingsをタップ
- keyboardをタップ
- 上タブのレイアウトをタップ
- キーボードモデルから「Apple Aluminium(ANSI)」を選択
- キーボードレイアウトの右下「+」アイコンをタップして、日本語を追加
- キーボードレイアウトの中身を日本語のみにする。(英語を削除する)
* 「システムのデフォルト」を使用するにチェックが入っている場合は、外してください。
ここまで設定できたら、画面の左上の電源ボタンをタップして、「Restart」をタップ。
再起動します。
再起動すると、以下のような画面が表示されます。
日本語に対応した名前に変更するか聞かれているので、「名前を更新する」をタップしましょう
続けてメモ帳を開いて、日本語が打てることを確認しましょうー
もし、キーボードが対応しない場合
キーボードの設定の「システムのデフォルト」を使用するのチェックをON/OFF
または、再起動など(Virtual Box自体も)を試してみてください。
私も、初回設定時はすぐ反映されず「システムのデフォルト」を使用するのチェックをON/OFFしてようやく反映されました
まとめ
以上です、お疲れ様でした〜
日本語化 + macのキーボードに対応させることでかなりkaliが使いやすくなったかと思います!